【アタシカ果樹の畑とは】

 

当果樹園は紀伊半島の南部、三重県熊野市新鹿町の海を望める小高い森の中にあります。

集落に残る最後の柑橘農家である当時88歳のおじいちゃんとの出会いから、農園を引き継ぐ事になりました。

樹齢30年以上の樹々が元気に育ち、段々畑は緑で覆われている・・・

そんな「みかんの森」です。

 

主な栽培品種 【温州みかん】【はるみ】【不知火(デコポン)】【カラマンダリン】【甘夏】【レモン】

その他少量  【シークワーサー】【ライム】【マイヤーレモン】など

 

 

【栽培に対しての考え方】

 

除草剤不使用・有機JAS認定農薬使用(年間農薬散布回数3回)など、自然環境にかかる負荷を少なくする栽培方法を行っています。

樹々にストレスを与えず、樹と土が本来もっている力を活用。

その上で管理・施肥・防除を行い「見た目より中身」の考え方で栽培を行っています。

 

石垣に覆われた昔ながらの段々畑の景観を大切に、この土に合った自然と共存した農業。

空からの光・海からの反射光・石垣からの輻射熱(ふくしゃねつ)が美味しさの秘けつです。

 

 

【作物に対しての考え方】

 

当園はマルチ栽培や人工潅水などの設備は使用しておりません。除草剤を使用していないので、伸びた雑草を樹々の根元に置いたりするなど、

クラシックな栽培方法を行っています。その為、雨の少ない年は糖度があがり、雨の多い年は糖度が下がる。

このような状況が生まれやすい環境にはありますが、目視・食味に加え簡易糖度計を活用し、当園で美味しいと思える果実を発送させていただいております。

樹々によっても味はことなりますので、柑橘の多様な味を楽しんで頂けると幸いです。

 

果実の皮にできる「キズ」や「汚れ」などについては腐敗につながらない限り、通常商品として出荷させて頂きます。